就活用語として定番であり、多くの企業の選考で用いられる”ガクチカ”という言葉を知っていますか?

”ガクチカ”という言葉は知っているが、

「自己PRとの違いは?」
「ガクチカにNGってある?」

と不安や疑問を持っている就活生も多いのではないでしょうか?

この記事ではそんな悩みを抱えている人に向けて【ガクチカの定義や評価基準】について説明します!

【ガクチカとは】

ガクチカとは”学生時代に力を入れたこと”の略称です。ガクチカは、志望動機や自己PRと並びエントリーシート(ES)・面接で頻出質問として出題されています。

実際の選考では「学生時代に最も熱中して取り組んだことはなんですか?」や「大学生時代に最も打ち込んだことはなんですか?」などと聞かれ、質問の仕方は違えどほとんどの企業の選考で聞かれるものです。

【ガクチカの書き方】

ガクチカは基本的に

要素1 結論

要素2 動機

要素3 目標と困難

要素4 取り組みと結果

といった4つの要素でガクチカを論理展開していくと良いと考えられています。

この順番に沿うことで面接官に分かりやすく論理性を保った伝え方ができ、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることが出来ます。

【ガクチカOK・NG集】

では実際にガクチカのOK例とNG例を見ていきましょう。

ーNGー

所属しているバスケットボールのサークル長を務めた。自チームの課題を考えた結果、サークル全体での実力の底上げが必要であることに気づいた。サークル全体での実力向上のために全員で練習に熱心に取り組んだ。結果として試合で優勝を勝ち取ることが出来た。

ーOKー

所属しているバスケットボールのサークル長を務め、チームを優勝に導いた。自チームの課題は運動能力の差があることだった。そのためサークル全体での実力の底上げが必要であることに気づいた。実力向上のために、1人ひとりの苦手部分を分析し、チーム練習を減らし、1人の苦手を克服する練習に特化した。結果として、試合で優勝を勝ち取ることが出来た。

みなさんはなぜ1つ目のガクチカがNGなのか分かりますか?
ガクチカで気をつけるポイントは3つあります。

①肩書きには頼らない

1つ目は「肩書きには頼らない」ということです。NGの例には、「バスケットボールのサークル長をつとめた」とあります。ガクチカではリーダー経験を書く人が多く見られますが、重要なのは肩書きではありません。「どのような思いがあってリーダーになったのか」「リーダーになって、具体的に何を行ったのか」「そのリーダー経験から何を学んだのか」という部分が大切になってきます。他の人とは異なる、自分だけのエピソードにしましょう。

②結論ファースト

2つ目は結論を一番初めに持ってきて、アピールしたいことを明確にすることです。ガクチカで伝えたいことはたくさんあるかもしれません。ですが、本当に伝えたいことが伝わらなければ意味がないですよね。自分がやってきたことを羅列するだけのガクチカにならないように、最も伝えたいことに絞るようにしましょう。また、結論までが長いガクチカも、本当に伝えたかったことがぼやけてしまいます。必ず結論を初めに持ってくるようにしましょう。

③抽象的にならないように気をつける

ガクチカを考える際、つい綺麗にまとめようとしたことで抽象的な内容になってしまうことが多々あります。「積極性があります」「協調性があります」などなど、よく聞くフレーズになりがちです。初めから、具体的に伝えることを意識しましょう。その具体化に当たっては、特にその会社で活かせそうな能力につながるととても良いです。字数制限などがあるとは思いますが、状況や環境などを具体的に伝えることで自分自身の頑張ったことのレベル感を伝えることができます。正しく情報を伝えることもガクチカを考える際に注意しましょう。

【最後に】

ここまで、ガクチカで気をつけるべきポイントを3つお伝えしましたが、まだガクチカで作りに困っている人もいるのではないでしょうか?そんな人は是非チアフルのサポートを利用してみてください!チアフルのサポートでは大手SI企業や、内定率0.5%と言われる難関ベンチャー企業に内定をいただいている先輩方と一緒にガクチカを作っていくことができます。

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ご拝読いただきありがとうございました!