こんにちは。東京マーケ部です!

今回は、東京チアフルメンバーで立教大学の道谷寛輝(どうたにひろき)さんにインタビューをさせていただきました!是非最後までご覧ください!

ーGO株式会社とはー

GO株式会社は、「移動で人を幸せに。」というミッションを掲げながら時代の変容とともにひとりひとりに合わせて世の中の形を変えていくことを目指している会社です。特に、交通渋滞や交通事故、過疎化による公共交通機関の空白地帯など、交通不全という社会問題に対する事業を現在は行なっており、「タクシーアプリGO」がその代表例です。これまでは中途採用がほとんどでしたが、次世代の事業や組織を牽引しタクシー産業にとどまらない社会課題への事業を推進していくために、新卒採用を始め25卒採用で3期目となります。日本を代表するユニコーン企業であり、日本交通やDeNA、電通、ゴールドマンサックスからは100億円の資金調達も行い、今後もさらなる事業拡大が期待されるベンチャー企業です!

就職活動について

ーー改めまして内定おめでとうございます!本日はよろしくお願いします!

ーー早速になりますが、道谷さんは就活をいつ頃始められましたか?

道谷さん:始めたのは大学3年の4月下旬のダッシュイベントが一番最初でした。就活生がそろそろ始めるといった同じくらいの足並みですね。本格的に始めたのはもう少し先で6月くらいですね。サマー選考の提出期限が6月か7月ぐらいだったのでそこらへんからしっかり始めたかんじです。

ーーいいスタートダッシュなんじゃないかと思います!サマーもかなり出されたのですか?

道谷さん:いや、そんなことはないです。ITみん就(※2)で出席表を出したらマイページがどんどんつくられていくみたいな感じでした。(笑)あとは自分でなんとなく気になった会社をとりあえず出したぐらいだったので本当に10社いかないくらいでした。当時の本音としてはとりあえず有名なところ、大きいところにいきたいと思っていました。

※2: 楽天主催のIT業界の合同説明会

ーーなるほど。企業を見ていく中で何を基準にしてどういういった観点で見られていましたか?

道谷さん:自分の生い立ちが関係していて、自分は石川県出身なんですけど、そのまま金沢大学に行くだろうと思っていました。しかし、高校受験に失敗し、怠けていて、苦手な数学を避けていました。で、その頃から金沢大学からレベルを下げて同じ石川県の大学進学なのかと考えていた時に自分がそこに行ったらどうなんだろうとか、数学を避けているなら、他の自分の高いパフォーマンスができるところがいいと考えて、私立大学に入学しました。ただ、兄と違って私立高校、私立大学と、学費がとてもかかっていたのでそれに見合うリターンが必要だと考え大きい企業というのを見ていました。

あとは、母親が関わってくるんですけど、自分が関わっている組織の記事を新聞で見つけるとすぐ連絡をしてくれるような方で、その考え方から世の中にありふれたものをサービスとしている会社だと喜んでくれるのではと考え、大きい会社を見ていました。

ーー私も母にお世話になっているのにそんなこと考えていなかったです。(汗)道谷さんの就活軸はどういったものでしたか?

道谷さん:1つ目が社会にインパクトを与えられるかというのと、2つ目が生存能力の高い社会人になりたいということでした。

1つ目に関しては先ほど述べた母親の存在で、2つ目に関しては父親の存在です。

父親の勤めていた会社が倒産することがあったのですが、その後も自分は私立高校や私立大学に行かせてもらい不自由なく過ごせているので、復職をした父親の能力が大事になったのではないかと思いました。そこから企業依存ではなく、自分がどんな環境であっても成果を残せるような人材になる必要があるのではないかと思うようになりました。

ーー両親の存在が大きく影響しているんですね!素敵です!

GOに決めた理由を教えていただきたいです!

道谷さん:間に道のりがあるんですけど、自分が一時期あるデータ系のベンチャー企業に行きそうな時期があったんですよね。そのリクルーターさんとたくさん話す機会があってそこでの言葉によって自分の価値観が決まりました。というのが、「大きい会社に行ってその会社の大きい影響力に乗っかって母親に認めてもらうのか」あるいは、「ある小さな組織を大きくしてその認知を母親に届けるまで頑張っていくのか」という言葉でした。規模感の小さい会社にも目が行くようになったのはそこがきっかけです。また、目に見えるサービスではあること、金沢にはまだ普及していないがそれが広まった時の母親の反応を見たいというのがありました。

また、GOには、ドライブチャートと呼ばれる運転技術を点数化するプロダクトがあります。それが今は法人向けの車、例えばタクシーやトラックなどにしか搭載されていないのですが、それを将来民間普及させたいと思いました。

ーーそれはどうして民間に普及させたいのですか?

道谷さん:富山県に住む祖父が関わっているのですが、晩年認知症で、交差点の真ん中で寝てしまったり、軽トラに乗って用水路に落ちてしまうことがありました。免許返納を促したのですが、極端な車社会であることと、農業をしていたので車が必要であること、祖父のプライドの問題もありとても難航してしまい、誰も得しない時間がありました。それがもし点数化できればそのコミュニケーションは要らなくなるんじゃないかとか、それと同時に、自己陶酔にはなるのですが、その正義を持った上でそのドライブチャートを個人にも普及しようとしたら親も喜ぶのではないかと思いました。

ーー確かに数量的に話すことで納得がいくかたちになりますよね。

ーー道谷さんはGOに入社してからの目標はありますか?

道谷さん:先ほど述べたドライブチャートを広めたいということもありますがもう一つあって、内定をいただけた後、人事さんと話す機会がありました。その際に、今、会社の根幹にあるのはGOの事業なのでそちらに携わってもらいたいという思いと、新卒に期待していることとして、中卒の多い会社のなかでカルチャーをつくる存在になることであると話されました。カルチャーをつくっていくには一番太い部分に携わっていくのは大事なことだと思うのでGOを普及させたいと考えています。

ーーいまの就活生にメッセージをお願いします!

道谷さん:就活生の中には内定することがゴールになりがちな方達がいるのではないかと感じます。企業ランキングにのる有名企業に行けば人生勝ち組と思っているような、そんな考え方に陥ってしまい、ある企業に入ることが人生と目的となってしまいがちです。何か自分の将来の目的のために、その将来を叶える手段として、ある企業に入ることが大切です。そちらにシフトしなければ、入社することがゴールなのでエンジンがかからなかったり、ミスマッチが起こり、ギャップに対して頑張れないことが起こります。

そうならないためにも自分の将来したいことを決め、その道の途中に必要な要素、手段として企業選びをみなさんにはしてほしいです。

チアフルの活動について

ーーありがとうございます。ではこちらからはチアフルについて質問させていただきます。

ーー道谷さんはチアフルに入会される前は何をされていましたか?

道谷さん:何もしていなかったです。大学2年生までは軟式野球の強いサークルに所属していましたが、あとはゲームをしていました。その焦りから入ったというのはあります。(笑)

ーーチアフルに入って大変だったことは何でしたか?

道谷さん:冬くらいまではなんとも思ってなかったです。任されたことはやらないといけないと思っていましたし。ただ自分が就活生で手が回っていないのに、人にアドバイスをしないといけない立場になり、入会前と後で急にその線引きができてしまう環境変化に属することは大変ではありました。

ーーたしかに、相手は同じ就活生ですし立ち位置に不安を感じますよね。

ーー道谷さんにとってのチアフルの魅力はなんですか?また面白かったこと、楽しかったことはなにでしたか?

道谷さん:魅力としては、選択の範囲が広がることです。自分がGOに入社する意思を決めたのも、もともとはあるベンチャー企業のリクルーターの方との話ですし、それを繋いでいたのはチアフルでした。また、他の企業を受けた際にもリクルーターの方と話す機会があったのですがそこでの時間は有意義でしたし、就活をしていくなかでの心の変化に現れたのではないかと思います。

面白かったことに関しては仕事と生活が半同棲しているのが面白かったです。3年生の夏頃オフィスに5,6泊したことがあったのですがあれは楽しかったです。このプラットフォームがなければ目黒に来ることもなかったしライン電話をしながら何かについて考え続けることもなかったですね。

ーー少しの選択の違いで人生がとても変わりますね!

ーーいまメンターにやすたか(※2)がいますが、やすたかにこれからこうなってほしいとかありますか?

道谷さん:良い効果をもたらせる人になってほしいと思います。今もなってはいますがもっと大きな人間になってほしいです。マネジメントする能力はあると思うのでもっと個人の能力の部分を高めて強くなってほしいと思います。

※2:チアフル25卒メンバー

ーーチアフルを続けて成し遂げたことはありますか?

道谷さん:他にも内定をいただいている会社があるのですが、その会社を選考する就活生達と面談をする機会がありそこで名前を覚えてもらったことや、対策をする際に枠組みだけではなく身をもって話すことができたことです。

また、自分の友人をその人に最適な企業に内定させることができたことです。自分がチアフルという特殊な組織に入らなければ、企業と友人を結ぶことはなかったし、それをしてあげられたのは良かったです。

ーー最後にチアフルの入会を検討している方へメッセージをお願いします!

自分の選択肢が増えることと、自分がこの会社に行けて良かったと思えるのはチアフルに入らなければなかったことだと思います。

このような特殊な組織に入ることはなかなかないですし、あえてその環境に身を置くことによって、自分が特殊なことをせざるを得ないですし、それが一歩踏み出す糧になると思います。