こんにちは福岡マーケ部です!

今回、チアフルOBであり、チアフルの顧問を務めていただいている大庭さんにお話を伺いました!第一弾に続き、実際に社会で活躍してきた大庭さんが働く上で大切にしてきたことについて、語っていただきました!

Vol.2 働く上で大切にしてきたこと

「正しいことをする」

――サイバーエージェントでの活躍について、マネージャーにどういうふうになったのか具体的に意識してきたことを教えてください!

大庭さん:これは二点あって、一つ目は、誠実さです。顧客に対する誠実さと、会社や個人に対する誠実さが一つ。二つ目は、サプライズを起こす事です。やはり、期待以上のことをしたときに評価をされるので。意識していたのは、大きくこの二つです。

――サプライズを起こすということに関して、簡単にできるものではないと思うのですが、常に期待以上とは何か、を考えていらっしゃたのですか?

大庭さん:そうですね。まず、一定のラインが分からないとサプライズは起きないので、「僕にどうしてほしいですか?」と目標を聞いて認識のすり合わせをします。そして、これ以上のことをしたらサプライズが起きるなと考えて、それに向かって逆算します。

――これは、社会人になってから大事だと気づいたんですか?

大庭さん:そうです、社会人になってからですね。ビジネスモデルにもよるのですが、広告代理店は、メディアと広告主の間の代理店です。代理店業はお客様がいるからこそ成り立つビジネスで、基本的にはサービス業と同じですね。どれだけ、お客様が求めていることに誠実に対応するかということと、どれだけ、顧客が求めている事以上のことをするか、ということこそが代理店の価値だと考えたので、代理店業としてはそれを学べましたね。

また、対会社、社内としては、シンプルに誠実ではない、不誠実な人についていきたくないと思ったんです。特に、僕がすごく好きなのが「ギブアンドテイク」で、自分にギブしてくれた人には必ずテイクを取らせてあげたいと考えているし、もちろん、ギブしたことにはテイクしてほしいという関係性でありたいと思っています。それでいうと、自分だけがギブしているのにテイクを取らせてくれない人は不誠実だなと感じます。

この「誠実」というワードは、私が新しく設立した会社名にも関連していて、「RIH consulting」という社名ですが、「Do the right thing.」というミッションを掲げています。この「正しいことをする」というのは、「integrality and honestly」清廉、誠実という意味を持っていて、ビジネスの根幹としています。

――それでは、サイバーエージェントでマネージャーとして働かれていた時に意識していたことはありますか?

大庭さん:背中で示すということです。マネージメントはかっこつけてると思ってて、「小手先のマネージメント」とあるように、その言葉はいろんな定義があると考えています。その中でも、僕が思うマネージメントとは、「背中で見せて、それにおのずと全員が付いてくる」という方法だったので、それは常に実践していました。

――独立したきっかけは何だったのでしょうか?

大庭さん:前提として、就職活動をしていた時から自立したいという想いがありました。個人の時代が来ると考えていたので実力を付けなければいけないと考えていたんです。

独立したきっかけはそれに加えて5点あり、「福岡で」今から拡大していきたいと考えている「WEBマーケティングに困ってる会社に」、「より近い距離で」提供したいと思ったことです。また、「自分の力を試したい」というのも大きいですね。立ち位置的なところで言えば、代理店は代理として求められるから、広告しかやれなかったんです。そこで「業務の幅を広げたい」というのもありました。

――なるほど。タイミングは元々お考えだったのですか?

大庭さん:決めていませんでした。最近考えるきっかけがあって、今だなと思いました。当初は、会社に残るか、独立するか、転職するか、で悩みました。一応僕は、転職もして、独立もして、パラレルキャリアというのですが、兼業して、いろんなことをしていく形になります。エルエムシー(チアフル)の顧問、会社員、事業主、という3つの肩書を持っていることになりますが、そういう生き方にしようと思ったのはここ最近ですね。中途半端が嫌なので、やるならやろうとはずっと考えていました、転職を考える時期もあったのですが、中途半端になると思い、やりたいことは全部やろうと思い切りました。

――今、まさに大事なポイントに立っていらっしゃるのですね!では最後に、チアフルに興味持ってる学生へひとことお願いします。

大庭さん:社会人として良いスタートを切る準備期間として定義したときに、実体験ベースで僕は役に立っていると感じます。本質的なところを踏まえると、「当たり前力」や、仲間ができる、スキルが身に付くといった部分はとても良い環境だなと思います。僕や小塚社長もサポートできる部分はたくさんあるので、興味がある方はとりあえず入ってみて良いのではないかと思います。

――ありがとうございました!