【OB・OGインタビュー:慶應義塾大学】率先した意思決定と思いの発信

こんにちは!東京マーケ部です。
今回は、EY Japan株式会社に内定された、慶應義塾大学出身の須田耀介(すだようすけ)さんにインタビューをさせていただきました!チアフル時代に学生代表として組織を引っ張って来たようすけさんの、チアフルを卒業した今だからこそ思うことや、大切にしている考え方などについてお話ししていただきました!是非最後までご覧ください!
学生時代について
ーー本日はよろしくお願いします!
ーーチアフル入会前はどのように過ごされていましたか?
ようすけさん : 学生団体を大学1年のときに立ち上げて、半年間くらい活動を頑張っていました。大学に入って、何かに没頭したいけど没頭先が見つからないという人を集めて、そういったものを見つける活動をしていました。マックスで40人くらいで活動していました。
ーー立ち上げをするというのはなかなかできない経験ですね!そこでは具体的にどのような活動をしていたのですか?
ようすけさん : まずは各メンバーから500円ずつ集めて、茅ヶ崎の方でシェアオフィスを借りてこれから何をしていくか話し合いました。実際に企画から実行まで何個か行っていました。江の島に射貫き物件があり、そこにバーみたいなものを開こうと視察に行ったりもしましたが、なかなかうまくいかず終わってしまいましたね。(笑)
ーーそもそも学生団体を立ち上げたきっかけは何だったのですか?
ようすけさん:暇だったから何かしたいと考えていたときに、自分のように何かやりたいけどまだ何もできていない人がちょうど自分の身の回りに沢山いました。そういうやつらを集めて一緒に動き出したら、すごいものが出来上がるんじゃないかという漠然とした興味本位から始めました。
チアフルに関して
ーーなるほど!とても充実した学生生活を送られていたのですね!
ーーそんな中でチアフルに入会したきっかけを教えてください!
ようすけさん:学生団体が崩壊したからですかね。どんどん人が減っていって、最終的には自分含めて2,3人しかいなくなってしまいました。残っているメンバーも、活動が失敗で終わったので活動に対するやる気が全くなかったんです。事実状の崩壊があって、どうやってたらうまくいったんだろう、学生3、40人もまとめられない俺って、、、って気持ちになったんですよね。じゃあ学生中心で回っている組織ってどんな工夫があってどんな取り組みをしているんだろうと思い、それなら潜入して探してみよう、学んでみようと思っていました。その時にたまたまチアフルの存在を知って、面白そうだから入ってみようとなりました。
ーー偶然が重なったという感じですね!ではチアフルをやっていて一番ようすけさんが大変だったと感じたことはなんですか?
ようすけさん:シーンとしては思い浮かばないですが、数カ月に一回メンバーのモチベーションが一気に下がるときがあって、それをどう持ち直そうか考えるのに苦労していました。同じ手段は聞かないため、場当たり的な取り組みばかり思い浮かんで難しいと感じていました。
ーーなるほど。モチベーションの維持って人それぞれで異なるので難しいですよね。それをどのように解決していたのですか?
ようすけさん:メンバーからどうしたらいいと思うか意見を聞いて、それを参考にしていましたね。自分以外にもやる気がある人はいたため、そういう人たちに相談してアドバイスを貰っていました。方向性が決まったら、こういうことしたら楽しいんじゃない?と持ちかけて、引き上げる努力をしていました。
ーー周りのメンバーを頼りながら乗り越えていたのですね!ちなみにようすけさん自身のチアフルに対するモチベーションに変化はなかったのですか?
ようすけさん:仕事をあんまりやりたくないとかはなかったですね。前提自分は失敗をしてチアフルに学びに来ていたので、全て組織の成功要因を吸収できたかと言われればまだまだでした。なにか学べるものはないかというのは、気持ちが下がったときに思い出す考えでした。
ーーさすがですね!組織のトップとして活動していた中で意識していたことは何ですか?
ようすけさん:何か意思決定をするときには、進んで自分が意思決定をするということです。例えば、これがいいんじゃない?ではなく、これにしよう!という言い回しをしていました。重要な意志決定であればあるほどそうしていましたね。責任を負う役割を自ら担っていました。あとは主語を「組織」のように拡大して、その上でどうなりたいかという「思い」の発信をみんなに発信していました。
ーー重要な意思決定であればあるほど自分が率先してやっていたのはどうしてですか?
責任感という単純なものと、責任を持ってない人がいくら大きいことを言っても説得力がなくてみんなには伝わらないと思ったからです。そこで初めて、こうしたいという言葉に重みがでると思います。
ーーなるほど!ではどうして「思い」の発信をしていこうと思ったのですか?
ようすけさん : 学生団体が失敗した要因がそこだと思っていたからです。学生団体の経験においては、みんなを巻き込んだまま拡大させることが出来ませんでした。一緒に高みを目指すためには、前提同じ熱量である必要があって、それをやるためには自分かどうしたいのかという思いの発信をして行くのがいいんだなと気づいたからです。
ーーありがとうございます!!
ーーでは、組織のリーダーとして先頭を走ってきたようすけさんが考える、理想のリーダー像とはどのようなものですか?
ようすけさん:難しいですね。(笑)まずチーム全員がやりたいようにやれて、それが結果的にチームが目指す目標に近づくように調整することですかね。その人自身が叶えたい個人目標を達成できて、楽しいと思えることがやれて、気づいたらチームとしての目標を達成できていたという状態にしたいです。
ーーチアフルはンターメンティー制度がありますが、ようすけさんのメンターメンティーのエピソードについて何か思い出に残っているものを教えていただきたいです!
ようすけさん:そうですね、難しいな、、(笑)もちろん沢山あります!(笑) あれですね!メンティーが辛い時期やつまんなそうにしている時期に、自分の取り組みによってやる気が出てきたという話を人づてに聞いたときは嬉しかったです。
ーー素敵ですね!!
ーー最後に、入会を検討している人へのメッセージをお願いします!
ようすけさん:大変なことも沢山ありますが、全力でやれば記憶に残り続ける経験と仲間を得られることを約束できます。覚悟が決まったら是非どうぞ!!!
就活について
ーー就職先を選んだ理由について教えてください!
ようすけさん:事業開発がやりたくて、新規事業開発のコンサルや、そういったチャンスがあるようなコンサルを受けていました。
ーーようすけさんは多くの有名企業に内定されていますが、その中でもEYを選んだ理由は何ですか?
ようすけさん : 初めは事業開発専門でやっているコンサルばかり受けていましたが、就活後半になって、自分が将来やりたいことは誰かの事業開発を応援して、かつそれを拡大して行くことだと気がついたからです。事業開発だけやってもそれがしぼんだら意味がない、
今の経営課題を解決するなど、立ち上げ以外の部分をしっかり経験できる場所がいいと思い始めました。なので軸が変わって、内定している会社の中からその軸に当てはまる会社を選んだという感じですね。
ーー内定後に軸が変わるのは珍しいですね!(笑)
ーー最後に、ようすけさん自身の今後の目標は何ですか?
ようすけさん:まず目の前の目標としては、会社に貢献できるようなコンサルタントになることです。お客さんに名前を覚えてもらえるようになりたいです。中長期の目標は、地元とか大学の仲間とかチアフルの仲間とか含め、まともな会社で働けないような、いわゆるシャフと言われる奴らが楽しく仕事ができるような状態にすることです。彼らって絶対に何かしらのセンスは持ってると思うんですよね。やりたいように仕事をしてお金を稼いで、働くの楽しいって思って貰えたら自分もワクワクするし嬉しい気持ちになるんですよね。そういう状態にしたいです。
明日フランス行きたいと言ったら、それに乗ってくれるようなやつらを周りに沢山作りたいです!仕事も含めて人生を楽しんでいる状態にある奴らを増やしたいです!