今回インタビューさせていただいたのは、チアフルの顧問/元アクセンチュア・シニアマネージャーでいらっしゃる関高広さんです。2/8のGD合宿が終わった後に関さんの学生時代から社会人のことまで色々な話をお聞きしました。

学生時代について

ーーどのような大学生活を送っていましたか

関さん:大学三年生の時にアメリカ留学に行って、アントレプレナーシップといって起業家教育のようなもののコースを一年間受けていました。留学後、日本でたまたまテレビを見ていたら、アントレプレナーシップを子供にしている人がいるのを知りました。そこで直接本人に自分自身が留学中に学んだこと・日本で何をしていたかなどを書いたメールを送ったところインターシップに誘われました。それがきっかけで早稲田の大学院の人たちがいるベンチャー企業で、インターシップを行っていましたね。その繋がりでMBAの授業を受けたりもしていました。

社会人について

ーー学生と社会人のギャップはどこに感じましたか

関さん:私の場合コンサルタントでしたので、お客さんに一人当たり一時間いくらかという単価で働いていました。そうすると本当にコンサルを一時間いくらで雇う価値があるかどうかをを見られるような仕事でしたので、そういったプレッシャーは凄かったですね。新入社員だった頃は、新入社員ということを悟られないようにしていました。

ーーやりたくない仕事においてどんなスタンスで取り組んでいましたか

関さん:私はどんな事でも将来に繋がっていたり、決して無駄な事はないと思っています。やりたくない仕事であっても、将来役に立つ可能性だってあるだろうからやれば良いじゃんと思ってます。やりたくないからと言ってしなかったらその経験はもうできないですよね。それはもったいないし、やりたくないことをする事で、新しいことがわかったり、身についたりするかもしれませんしね。

ーーコンサルしていった中で挫折経験や苦労したことがありましたら教えてください

関さん:初めてプロジェクトマネージャーという形でプロジェクトの責任者になった時に、その時の自分の能力がまだ一人前のマネージャーとして力が至らなかったのがあり、プロジェクトを失敗させてしまったことです。その時のメンバーは三、四人倒れてしまったりなどチームに負担をかけてしまいました。その後から、ちゃんと考えないといけないと感じました。

ーー社内の若手コンサルタントの方にロジカルシンキングの講師をされていたとお聞きしたのですが、講師をする上で気をつけていたことはありますか

関さん:新入社員って言っても頭の良い人が多く、またロジカルシンキングって答えがないので、教えていく中で反論だったり色々な意見が出てくるんですね。その意見に対して応えれる準備をしていたり、緊張感は持ちながら行っていましたね。

就活について

ーー就活の軸など決めることにおいてアドバイスがあったら教えてください

関さん:まずは自分がしたいことをちゃんと考えることだと思います。それに紐づく「なんでそれをしたいのか」は当然あるはずなので過去を振り返って、将来したいことのために今までどんなアクションをとっていたのかなど整理して話すことが大切だと思います。

ーー企業を見ていく中でどんなところを見て判断したら良いと思いますか

関さん:私の場合は一緒に働く人とか雰囲気とかカルチャー的に合うかどうかなどを見ていました。例えば面接の相手だったり、説明会の説明してくれる人だったりだとか社員と触れる機会の中で判断していましたね。

ーーありがとうございました!

関さん:ありがとうございました。