んにちは!福岡マーケ部です!

みなさんお待たせしました!なんと関さんインタビュー第三弾です!

関高広さん:チアフルの顧問/元アクセンチュア・シニアマネージャー。現在、外資系企業で新規事業部門のシニアディレクターとして最前線で活躍されています。チアフルで主にロジカルシンキングの顧問としてご指導いただいています。

ここチアフルでは”社会で活躍する人材を輩出する”をビジョンに学生主体で日々目標に向かって活動しています。

第三弾のテーマは”リーダーとして”。この記事を読んでチアフルメンバーも、そうでない学生さんも、”実際に社会の最前線で活躍されている”関さんの考え方を吸収してください!

リーダーとして大切なこと

ーーよろしくお願いします!では早速ですが、関さんが今実際に新規事業のトップで仕事をしていらっしゃるということで、組織をまとめる側、リーダーをするにあたって、大切だと思うことはありますか?

関さん:そうだね、まずは責任感かな。やっぱりリーダーは最終的に、その自分の組織にいる人たちを請け負うっていう責任がないといけないと思うんだよね。

だって、リーダーがこっち行けって言ったらみんなこっちに行くし、それが間違っててもこっちに行けって言ったらみんな間違った方向に行くと思うんだよ。

だから本来こうやっていれば上手く終わったはずだったとかもたくさんあって、そういう責任をリーダーは持ってるんだよね。方向性が違っていて、あるとき、やっぱこっちに進むぞって一回一回振り回してたら、そしたら、もうこんなリーダーの下では働きたくない、ついて行きたくないってなるよね。

だからこそ、チームのみんなが信頼してついてきてくれるんだったら、リーダーはその人たちをできるだけ成長させてあげなきゃいけないし、幸せにしてあげなきゃいけないと思うんだ。リーダーにはその責任がある。だからそのためにも、正しい方向に連れて行ってあげるために、何が正しいのかをリーダーは必死に考えないといけないと思うんだよね。つまり”リーダーは誰よりも一番考えるべき”だね。

例えばミーティング一つとっても、リーダーは、会議が終わった時には議題が全部決まって次はこうやっていこうっていうのを絵を描いたうえでミーティングを開始させて、その中でメンバーがどういう風に議論しようが関係ないけども、ゴールにたどり着くために議論させて最終的にゴールにもっていけばいいと思う。そのためにリーダーは先頭を切って誰よりも道を考えるべきだよね。

ーーそれはとても大事なことだと思います。実際に関さんが部下を育てるときに大事にしていることはありますか?

関さん:その人をしっかり理解することかな。やっぱり、面と向かって話を聞いて、その人が何を考えているのかしっかり理解してあげることってかなり大事だと思う。

昔は結構、どんな仕事かは置いといて、とりあえず俺の仕事についてこいって言って囲っていくリーダーの人もいたんだけど、実際下の人たちはそれをやりたいかやりたくないかって絶対あるから、僕はどちらかというと、リーダーとして、その人たちが何をやりたいかって言うのを聞いた上で、正しい方向、やりたい方向に進ませてあげたいって思ってる。

ーーなるほど、リーダーとしてこれをやってほしいって気持ちはあるけど、それより以前に本人がまずどうしたいのかって気持ちを汲み取って道を示してあげることが大事なんですね。

関さん:そうそう。まずは本人の意思を聞く、そしてその目標のためには今これしっかりやらないといけないよねとかも一緒に考えて伝える。まぁ正直今の時代は特にそうしないと皆辞めちゃうからね(笑)だから、ある程度みんなと同じ目線で考えてあげてコミュニケーションとって、今はこうだけど次はこう進もう、これができるようになったら次はこうしていこう。って言う話をしてあげないと、なかなか人はついてこないって思うなぁ。

信頼関係を気づくためにも、ちゃんと相手のことを理解して、どういう趣味志向とかがあるのかっていうのを把握しとかないとなかなか正しい方向に連れてって上げれないよね。

ーーなるほど!ちなみに相手を理解するって実際どんなことをされてるんですか?

関さん:うーん。最近気づいたけど僕は意外と相手を理解することが得意なんだよね。なんとなく顔を見ると、どんな人かわかる(笑) 会社の面接もよくやるけど、この人はうちの会社に合いそう、少し違うかもとかがすぐに分かるようになってきてしまったし、履歴書とかを見ても、こういう考えの人だなとかこの人はこのレベルまで引き上げれるなってところまでイメージできるんだよね。たぶん長年仕事をしてる中で、いろんな人の話聞いてるうちに、自分の中である程度、この人はこういう傾向があるっていうのが分かってきてノウハウ的なものが分かってきたのかな。

ーーそこまで分かるんですか!すごいです!なんで分かるようになったのですか?

関さん:これはなんでこういうスキルが身についたかっていうと、おそらくなんだけど、僕は聞くことが得意な人なんだよね。コンサルタントって自分から提案してバーッて話す人が多いんだけど、僕はどちらかというと聞くのが得意な人だった。だから、人の話をよく聞いて、その人の話を理解しようっていうのがある。そういう人間だったから人のことを理解できるかなって思う。

ーーなるほど。最初の頃は、この人の考えていること分かんないなぁとかってならなかったんですか?

関さん:あーなるなる(笑)だからこそ、最初は分からないかもしれないけど、いろんな人と話す中で分かってくることってたくさんあるんだ。たとえば、仕事で言うと、僕はコンサルタントだったから、向こうの財務の人は何考えてるのかとか、サプライチェーンの人は何を考えてるのかとか、最初は分からなかったけど、話していく中で、分析したりして、その人が大体どこを気にしているのかとかが分かってくるんだよね。

そうすると、あ、この点気になってるんだなって分かるから、じゃあ次はこの点をちゃんとケアした上で、コミュニケーションとっていこうってなっていくんだよね。そういうのが経験の中で理解していって、積み上げてきたっていう感じかな。

ーー関さんは、いろんな経験の中で学びをどんどん吸収して、すぐにアウトプットを繰り返して、ノウハウが溜まっていったんですね。何も考えずに話している人と、常に考えて話している人ではかなり差がついていきますよね。

いかに周りの人を巻き込めるか

ーーチアフルインターンにおいてリーダーをする経験って多いんですけど、学生のうちに特にこういう経験してた方がいいよとかってありますか?

関さん:うーん、さっき話してた内容とは少し外れるけど、今やってるようなエアビ合宿とかの大規模なイベントをまとめるとか、その幹事になる経験ってすごく大事だと思うんだよね。

実際僕もアクセンチュア時代のある時にいろんな幹事をしたことがあって、その機会を無理やり自分で作ってたんだよね。例えば、休みの日にみんなで上司の家に遊びに行くみたいなの企画したり、、そういうのを企画して幹事をしたり、一時期すごくやったてたなぁ。

ーーええ、そうだったんですか!それは何でですか?

関さん:なんか、そういう幹事の仕事ってできるようにならないといけないと思ってたんだよね(笑)そういうのって普通はめんどくさいって思うじゃん?一見わざわざしなくてもよさそうなことだし、でも人を巻き込むのが難しそうだからこそ自分はできるようになりたかった、できないことはあまり好きじゃなかったので、、(笑)

やる前はめんどくさいって思う人もいるかもしれないけど、それをやったことによってみんなが喜んでいく経験みたいなのってすごい社会において大事なことだなって思うんだよね。

ーなるほど。それこそ、人の心を動かす力とか人を巻き込む力ってことですね。

関さん:そうそう!何か企画してやろうよって言って一緒にやってくれる、結局こういう関係が大事。まぁ意外とさ、3人くらい集まって盛り上がれば、他の人って相乗りしてついてきてくれたりするじゃん。だから、そういうのの最初の3人みたいになって企画していくのって大事だし良い経験だよ。

やっぱりやってみないと、めんどくさいなってなるんだよね、誰かやってくんないかなって思うわけじゃん。それから、やってみて、あ、楽しいじゃんって思えれば、それでいいよね。それに日頃から幹事とかをやっておいた方が、自分が何か企画してこれやりたいってなった時もすぐできるじゃん。

ーー確かに、周りを巻き込む力がないと、仕事でこういうことやりたいってなった時も、みんながついてきてくれるか分かんないですよね。

関さん:そうだね。だからチアフルにはメンバーがいっぱいいるからこそ、その中で先輩から引き継いだことだけじゃなくて、何か新しいことをやってもいいよね!そういうのを自分で企画して、みんなでやろうってなると周りを巻き込む力がつくから、社会に出る前に経験しておいたほうがいいよ!

ーーそういう経験がその人に人望にも繋がってくるんですね。もっといろんなことを企画してチアフルを活性化させていきたいです!今回は本当にありがとうございました!!